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◼︎◼︎◼︎大嶺炭田 石炭とボタを使ってのアクセサリー作り。
大嶺石炭は、美祢地域が2億3千万年~1 億4千万年前の古代植物(シダ,トクサ、イチョウの仲間など)が地中に堆積し、長い間変質(石炭化)したものです。見方を変えれば植物の化石の塊といえます。明治になって、本格的に採掘が始まり、高品質の石炭、無煙炭と呼ばれとしてました。
◼︎◼︎◼︎秋吉台 石灰岩と大理石を使ってのアクセサリー作り。
3 億年前に太平洋の沖で育った珊瑚礁は、秋吉台カルスト台地の石灰岩となり、約2千万年前に始まった地殻変動で熱変成を受け、石灰岩の一部が大理石に変わり ました。地元では古くからこの大理石を墓石、鳥居、石仏、灯籠、狛犬、石臼、石垣などに用いて来ました。また、国会議事堂や銀座三越など都市の重要な建築 に山口の大理石が使われました。地元でも秋芳洞観光の主要工芸品の素材として長年親しまれています。
◼︎◼︎◼︎長登鉱山 銅カラミを使ってのアクセサリー作り。
昭 和63年、長登銅山(ながのぼりどうざん)の銅が、奈良の大仏の鋳造に使用されたことが専門機関の科学調査で証明されました。また、古代銭貨の多くもここ の銅で鋳造されたことも判り、古代国家成立と密接な関係がありました。断続的ですが奈良時代から昭和37年まで、約1200年以上操業が続けられた非常に 歴史の長い銅山です。銅カラミ(鍰)とは、銅鉱石を精錬する時に発生する不純物の固まりのことをいい、不要物として投棄されたものです。
大嶺炭田の石炭ボタ
大理石のモザイク時計
長登の銅カラミ
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